伊是名島釣行のきっかけ
真夏の晴天が続いた、とある日。
僕のもとへ一通のメールが届きました。
『人気YouTuberカミヤマライトゲームと行く伊是名島釣行ツアー当選』
伊是名島は、今帰仁村にある運天港からフェリーで55分のハブがいない島。
離島観光・交流促進事業“島あっちぃ”の一環で、ルアーフィッシング経験者向けとしては初のモニターツアーです。
『カミヤマライトゲーム』は登録者数8万人を超えるYouTubeチャンネルで、神山兄弟はその主役でいわゆる人気YouTuber。
兄しんちゃん、弟ゆうちゃんが仲良く楽しそうに釣りしているのが魅力で、当時よく視聴していました。
神山兄弟ファンの僕に内緒で妻が勝手に応募したところ、見事に当選!笑
嬉しすぎるサプライズに、狂喜乱舞したのは言うまでもありません。
憧れのカミヤマライトゲームと一緒に、攻略できたデカギンガメゲーム。
2019年8月17日(土)〜8月19日(月)、3泊4日の楽しい釣行日記のはじまり、はじまり。
集えし精鋭アングラーの面々
モニターツアー当日。
県内在住のアングラー約10名が運天港に集合していました。
応募内容(希望理由や釣りの経験など)をしっかり選考されたであろう精鋭たち。
その表情はまだどこか緊張した面持ちで、僕にもしっかり伝染してしまったのですが。
当時、流通量がまだ少なかったワールドシャウラユーザーが7名もいるという驚き。笑
さらには皆、2本持ちだったり、リールが高額代表のステラであるなど、気合いは十分!
その頃、沖縄本島北部のちょっとした田舎に住んでいた僕。
地元ではなかなか巡り合うことが少ない、気合いの入った道具や志を持つアングラーたちとの出会いはとても嬉しく、刺激的で、新鮮さすら感じました。
出航!神山兄弟と初対面!
フェリー伊是名に乗り込み、モニターツアー実行委員の方からの説明を受けます。
その後、いよいよ神山兄弟との初対面!
神山兄弟は、2人とも高身長でスタイル抜群!
親しみを感じる魅力的な人柄も相まって、YouTubeで見る印象とはまた少し違っていました。
ふと、そこで気づいたのですが。
カミヤマライトゲーム首謀者である兄しんちゃんは、なんと僕の高校の同級生。笑
なんだか見覚えがあるというか親近感を感じていたのはそのせいだったのかと。
沖縄は狭い!という、あるある話です。笑
ウェーディングでのインリーフゲーム
当日、到着してすぐレンタカーを借りると、早速ウェーディングでのインリーフゲームを開始。
広い海での横並びウェーディングとはいっても、さすがに10名を超えてくると釣果は厳しめ。
魚が逃げていったり、キャストポイントが狭かったりして結果にはつながりにくい状況です。
でも、そこはやっぱり伊是名島を知り尽くしたカミヤマライトゲーム。
イケメンブラザーのゆうちゃんは、しっかり70cm台のホシカイワリをゲットするという実力を見せつけてくれました。
しかも、釣り上げたルアーはダイソーミノーモンスターです。笑
一方、兄しんちゃんは高身長をいかした超ロングキャストを連発。
見た目麗しいアオノメハタ、イシミーバイ、フエフキ系、そしてお約束のモンガラ君などをゲット。
やはり人気YouTuberの名はダテじゃありませんでした。
初日釣行の表彰式と懇親会
初日のウェーディング釣行を終え、表彰式と懇親会が行われるという会場へと急ぎます。
島で1番の旅館にある宴会会場が目的地。
ワイワイとにぎやかに乾杯した後は、自己紹介や初日釣行の感想などを各自発表していきます。
表彰式では、本日ナンバーワンの大物を釣り上げたガチシャウラーのS君が優勝!
ビックサイズのムネアカクチビ!
ムネアカクチビはフエフキダイの仲間で、漢字だと「胸赤口火(口美)」と書くようです。
水中で泳いでいる時、唇に紅をさしているように見えるというのがその由来なんだとか。
僕はというと、イシミーバイ、アオノメハタ、モンガラなどいつメンの釣果。
ただ、精鋭アングラーたちのテクニックを目の当たりにし、情報交換したり、協力して一匹を釣り上げる楽しさなどを満喫できて、かなり満足のいく釣行となりました。
回遊魚狙いの全日マズメ
3泊4日の予定で開催されたモニターツアー、その中で釣行自体は1.5日で組まれていました。
しかし今回、僕らのヒーロー神山兄弟が気をきかせてくれ、全日マズメも含めた内容で案内してくれることに!
日中はウェーディング、まずめは回遊魚狙いという風に、釣り三昧の伊是名ライフが現実のものとなった僕は大喜び。
個人的に、インリーフのタマンやミーバイ類よりもカスミアジを始めとする回遊魚がメインターゲットでしたので、朝まずめに集中することを勧められ狙い撃ちすることにします。
マズメ釣行の最終日。
前日の夜、釣り談義で飲みすぎてしまい、アラーム無視で思いっきり寝坊。
レンタカー同乗の相棒さんに電話で起こしてもらって、なんとかまずめに間に合います。
彼らのチャンネルによく出てくる港で、ガーラの入場待ちを開始。
海に向かって右からの入場になるとの話だったのが、入場直前に兄しんちゃんからのアドバイスを受け、真ん中へと移動します。
根が隣接するポイントで、キャストスタートです。
ギンガメアジでジムコール!
選んだルアーは、ジャークソニック90ゼブラカラー。
とにかくまっすぐ投げて、丁寧に泳がせることが重要らしいので、僕は徹底してそれを繰り返していました。
だんだん夜が明けはじめ、うっすら周りが見えてきたタイミングで、突如バフォ!っと捕食音が鳴り響きます。
音の聞こえる方は、右側です。
思わず興奮してしまい、ルアー操作が雑になりそうなところをぐっと落ち着かせ、平常心でひたすら丁寧にジャークソニックをリーリング。
すると、抑え込まれるような当たりとともに、ステラから聞こえるドラグがギィーっと鳴る音!
まだ周囲はうっすら暗く、ラインが絡むのを防ぐために、大きな声で皆に聞こえるよう「フィーッシュ!」と呼びかけます。
そうです、お約束のミラクルジムコールです。笑
すぐにしんちゃんが駆けつけ、根の場所やラインテンションに対するサポートをしてくれました。
無事カミヤマネットに入り、ゲットした魚は待ってましたのギンガメアジ!
しかも、本島では滅多に見られないでかでかのサイズ感!
デカギンガメゲーム、見事に攻略です!
ギンガメアジといえば、スキューバダイビングでも人気の“ギンガメ・トルネード”。
数千もの大群をなして泳ぎ回りながら、渦状の群れを形成する行動です。
なぜこのような行動を取るのかはいまだ解明されていないとのことですが、僕も一度は見てみたいと思う光景の一つ。
そんな謎の生態も含め、僕の心を惹きつけてやまないギンガメアジ。
マズメで狙い通りにゲットすることができ、カミヤマブラザーズとも念願のハイタッチ!
続けざまに、堤防の先端で虎視眈々と獲物を狙っていたY君が、ナイスサイズのオニヒラアジをゲットします。
集えしアングラーたちの実力は、やはり素晴らしいものです。
僕は、レベルの高い仲間と仲良く記念撮影までしてしまうという前代未聞の浮かれっぷり。
最高の仲間との出会い、野望として掲げていた伊是名島朝まずめの大成功!
日焼けした顔に満足感をたっぷりと携えて、沖縄本島へと帰りました。
神山兄弟と仲間たち、“島あっちぃ”モニターツアー実行委員の皆さま、迎えてくれた伊是名島の暖かい方々。
そして、僕に内緒で勝手に応募してくれた妻に感謝、感謝です。
神山兄弟のYouTubeチャンネル
▶『釣り カミヤマライトゲーム』はこちら
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Y君のYouTubeチャンネル
▶『Bait Ball /ベイトボール』はこちら
【FISH DATA】
Bigeye trevally
ギンガメアジ
【TACKLE DATA】
■Rod
SHIMANO WORLD SHAULA TOUR EDITION 2651F-4
SHIMANO WORLD SHAULA TOUR EDITION 2754R-5
■Reel
SHIMANO 18STELLA C3000XG
SHIMANO 18STELLA C5000XG
■Line
サンヨーナイロン ソルトマックス PE1.5号
サンヨーナイロン ソルトマックス PE3号
■Leader
サンヨーナイロン ソルトマックス ナイロン30lb
サンヨーナイロン ソルトマックス ナイロン50lb
■Snap
Water Land Super Snap #2 #4
■Lure
DAIWA MORETHAN SWITCH HITTER 85S 琉球SP 蛍ムラ クリアグリッター
Water Land ジャークソニック90 ゼブラ
Maria ブルースコード90 琉球SP オレキン
■Hooks
OWNER Cultiva STX46 #10
OWNER Cultiva STX58 #6 #4
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