ガーラナブラ成功でオニヒラアジをゲット!早巻き?遅巻き?検証結果

ナブラ打ち

ガーラを狙うべく、状況を分析

前回の釣行によりマズメ時パターンではないナブラ攻略をひとつ覚えた僕。
次は隣のポイントへ、ガーラを狙いに行くことにしました。

足場は、崩れた小さめの四角いテトラ。
人工岩礁帯から砂地や珊瑚が深場に広がる地形の先に、大型フェリー用の航路ポールがある場所です。
ポイントへ到着すると、ポールの上にはアジサシ達が数羽休憩しています。

海面をよくよく観察していると…
ベイトはキビナゴのようで、キラキラきらめいてとても綺麗でした。

当日は、沖縄の夏らしく大粒スコールが時折やってくる晴天日和。
蒸し暑さと豪雨の後に吹く風が肌感覚に寒いと感じる人間にとっては、まぁまぁキツいコンディションです。

何度かガーラらしきイーターが海面を突き上げたり、水柱をあげながらベイトを追い回しているのが見えるものの…
なかなかルアーとのタイミングが合いません。

ジャークソニック90ゼブラで狙う!

そうこうしているうち、ついに大型フェリーが通過するタイミングが!
「待ってました!」
すかさず、ルアーをジャークソニック90ゼブラ(ウェイト増しチューン)をセット!

このルアーの最大のネックは、陸っぱりからの飛距離問題。
しかし、基本性能と設計の良さを活かしギリギリまで鉛シートを貼ることで対応可能!
最大限まで鉛シートを貼ることで、ウォブリングが抑えられ、ロールが強いアクションに変化させることができます。

今回のように、魚がいる場所や捕食ポイントがハッキリしている場合。
よりロールの強いアクションの方が、魚に対してスイッチを入れることができるという印象があります。

引き波のイメージ

大型フェリーが通過し、小舟なら転覆してしまいそうな大きい引き波が立ちます。
この時、ベイトやイーターとなるガーラは一切見えていませんでした。
でも、鳥が目印になってくれていたので、自分の勘と自然を信じてキャスト!

立つ波と同調させながら、ルアーがギリギリアクションするくらいの弱いスピードで巻いていきます。
すると、バシャ!っとミスバイト!
やはり、今日も波や鳥たちを目印に攻めるのが正解のようです。

大きな引き波、大雨、鳥、巻きの速度

こうなると完全にフェリー待ち。
その間に何度か軽いナブラが起こったり、鳥が突っ込む場面もありましたが…
動きが早いし、不規則すぎて全然追いつけません。

待ちに待った次のフェリー通過が迫ってきたその時、突然の大スコール
海面も白くなるほどの大雨です。

大きな引き波、大雨、鳥。
海面に対してのプレッシャーがほぼゼロになった、絶好のチャンス到来!

さっきと同じように、引き波を目掛けてジャークソニック90をキャスト!
リーリングもスローを意識し、弱って食べやすいベイトを演出します。

大きな波を越えたその時、バンッ!っと反転バイト!
絞られるシャウラ、耐えるステラ。
根が荒めで長距離は走らせることは出来ない場所でのファイトでした。

一目散に大きな珊瑚に突っ込んでいくガーラ。
ステラをハンドドラグしたり、シャウラのバットパワーを使って走りを抑え込みます。
なんとか手前のテトラ際での攻防戦を勝ち抜き、無事ランディング成功!

綺麗なオニヒラアジをキャッチ

キャッチ出来たのは、それはそれは綺麗なオニヒラアジでした。

ガーラ=早巻きではない、ということが証明された釣行。
そうです、事件は会議室じゃなく、現場で起きているんです。笑

【FISH DATA】
Brassy trevally
ガーラ=オニヒラアジ

【TACKLE DATA】
Rod: SHIMANO WORLD SHAULA TOUR EDITION 2651F-4
Reel: SHIMANO 18STELLA C3000XG
Line: サンヨーナイロン ソルトマックス PE1.5号
Leader: サンヨーナイロン ソルトマックス ナイロン30lb
Snap: Water Land Super Snap #2
Lure: Water Land ジャークソニック90 ゼブラ(ウェイトチューン)
Hooks: OWNER Cultiva S-55M シングルフック #4

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